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【小説紹介 Vol.2】ツイッターで純文学を楽しもう。ツイッター純文学小説「翼」

作者:白石一文
ジャンル:純文学
あらすじ:
浜松光学で働く「私(田宮里江子)」は知り合いであった医者、長谷川岳志と久しぶりと出会う。母親の法事、大学のクラスメートとの出会い、社内でのトラブル等の出来事を経て、物語は一つの結末へ向かう。

・内容

プロ作家である白石一文氏がツイッター上で執筆した小説。2013年5月22日から8月20日にかけて連載された。

「私」の身の回りで起きる、他愛のない出来事を経て「私」の思想、過去等が語られていき、それらが伏線となって数多くのメッセージと共に終わる。

連載開始から一週間ほどで、フォロワーが5000以上いると読売新聞に特集された。
https://twitter.com/kounoeakira/status/339216512848117761
現在、小説の連載が終了しているが、もし小説の投稿が続いていた場合はニンジャスレイヤーと並ぶ人気アカウントとなっていたであろう事は想像に難くない。プロ作家の底力を感じさせる。

・読み方

2013年11月現在、下記のTogetterに全文章がまとめられている。このTogetterは作者とその関係者が自ら作ったようだ。
http://togetter.com/li/489281

連載に使用されたアカウントは書籍化計画の進捗状況を説明するアカウントになっている。
https://twitter.com/kounoeakira

・ツイッター上で楽しむ純文学

この「翼」は一人称で描かれた、ごく至って普通の純文学である。純文学が好きな人、白石人文氏が好きな人ならば、楽しむ事が出来るだろう。一方、「純文学はちょっと・・・」という人も多いかもしれない。

そういう人は「この作者は何を伝えたいのか」「何故自分は主人公に感情移入出来ないのか」などといった事を考えながら読むと面白いと管理人は考えている。
「純文学だから・・・」と先入観を持つ事無く、様々な思考を巡らせながら読むと、きっと何事にも代えがたい「何か」を得る事が出来るだろう。

・システム

上記のTogetterでは度々色がついた文章が登場する。おそらく、作者が強調したかった部分にこのような事を行っていると考えられる。

ニンジャスレイヤーのような実況、感想の共有はあまり行われていないようだ。Togetter に本文に混じって感想のリプライが少しあるだけである。ツイート本文には、各読者のリプライによる感想が見れるが一々見るのは不便であるし、Togetter等にもまとめられていない

連載中にはフォロワーが5000人以上も伸びたにも関わらず、感想を共有出来るシステムを構築しなかったのは個人的にはちょっと残念である。もし白文氏が再びツイッター上で小説を書くのであれば、ハッシュタグ等を用いて小説の感想をリアルタイムに共有出来るようにして欲しいところだ。

・書籍化の計画

書籍化の計画が進行している。上記で述べたように、連載に使用されたアカウントは書籍化の進捗報告に関するアカウントになっている。書籍化は元光文社の渡辺浩章氏が出版社を立ち上げて行う。

進捗状況に関する過去のツイートは下記のTogetterにまとめられている。
http://togetter.com/li/571373
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